内視鏡検査について

内視鏡検査とは先端にビデオカメラがついた細長い管を挿入して体の内部を直接観察する検査です。診断のために組織を取ってきたり、治療をしたりすることもできます。口から挿入し食道・胃・十二指腸を観察する上部消化管内視鏡検査(いわゆる胃内視鏡検査)と肛門から挿入して大腸を観察する大腸内視鏡検査があります。

 

1. 胃内視鏡検査

お電話で予約を受け付けております。
通常の経口内視鏡に加えて苦痛の少ない経鼻内視鏡があります。
人によっては鎮静剤を使用して拡大して詳しく観察できる経口内視鏡もありますが、鎮静剤を使用すると当日車の運転ができません。また、高齢の方や心臓や肺の悪い方など使用できない方もおいでますのでお電話でご相談ください。

 

①経口内視鏡(直径約9mm)
ハイビジョン対応画像で観察できます。

②経口拡大内視鏡(直径約11mm)
最大80倍まで拡大して観察できます。病変を指摘されている方を詳細に観察するのに有用ですが、時間がかかったり太径ですので通常鎮静剤を使用される方が多いです。

③経鼻内視鏡(直径約5mm)
良いところ
直接のどに触れないので吐き気が少なく、会話ができる。
のど麻酔や注射がいらないので、すぐに飲食可で体への負担が少ない。
良くないところ
画像の解像度が少し低い(最新型でかなり改善されています)。
鼻の痛みがある場合があり、特に若い女性は鼻腔が狭く挿入できないこともある。

以前経口内視鏡が苦痛であったり、内視鏡を受けるのが不安な方、高齢の方や心臓や肺の悪い方にはお勧めです。

 

午後にする胃内視鏡
通常は朝絶食で午前中に検査をしますが、朝8時までに朝食を済ませて、その後食事を抜き(飲水は可能)午後3時から4時頃に検査をすることも可能です。ただ胃切除後の方や、糖尿病の方については、検査時に胃の中に食事が残ってしまう場合があるため、お勧めできません。

 

胃内視鏡検査を受けられる方へ

 

 

2. 大腸内視鏡検査

前処置(大腸の中に便が残らないように空にすること)が必要で、前日の下剤内服や食事の注意事項がありますので、一度受診されてから予約をお取りさせて頂きます。まず診察の予約をお電話で受け付けます。

検査当日の朝、腸管洗浄剤(水薬)2リットルを3時間かけて飲んで腸管を洗う方法が一般的ですが、水薬が飲みにくい方には2リットルのお水かお茶で錠剤(50錠)を飲んで洗う方法もあります。当院では、検査する方一人一人に洗浄剤を内服する専用の前処置スペース(ソファ、床暖房、テレビ完備)とトイレを用意しています。

大腸にポリープが発見された場合、その場で日帰り手術(内視鏡的大腸ポリープ切除術)を施行することも可能です。ただ、大きなポリープや抗凝固剤(血をサラサラにするお薬)を内服されている方は後日入院施設での治療が必要です。

 

大腸内視鏡には、腸に空気を入れて検査をするため「お腹が苦しい」「痛くてお腹が裂けそう」など苦しそうで抵抗がある方もいらっしゃいます。そこで当院では空気の代わりに炭酸ガスを腸に入れることですぐに体内に吸収され、お腹が張りにくくなる方法を採用しています。大腸は曲がりくねった形をしてしますので、胃の検査のようにまっすぐ内視鏡を挿入するのは難しく、婦人科やお腹の手術をした方では痛みを伴う場合もあります。当院では痛みを軽減できるように受動湾曲機能(スコープの先端以外にも曲がる部分があり、スコープが腸の曲がり角を越えやすくなっています)を有する細径の大腸スコープを導入しています。また車で来院されていない方は鎮痛剤を使用することも可能ですので、不安な方はお気軽にご相談ください。

 

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